1958-06-23 第29回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
生産費補償方式はやらない、あるいはまた予約奨励費もやらぬ、また減税措置もとられない、陸稲の格差をつける、また麦の減収加算もどうもはっきりしないというわけで、これは一つ一つ農民の期待に反するものであって、われわれ委員会といたしましても、これをこのまま無視するわけにもいかぬと思うのです。
生産費補償方式はやらない、あるいはまた予約奨励費もやらぬ、また減税措置もとられない、陸稲の格差をつける、また麦の減収加算もどうもはっきりしないというわけで、これは一つ一つ農民の期待に反するものであって、われわれ委員会といたしましても、これをこのまま無視するわけにもいかぬと思うのです。
第四には、いも類の統制撤廃に関する食言があり、その他薪炭需給特別会計の赤字の問題、早場米供出に関する供出量のわくの割当の問題、白米供出禁止の問題、マル徳倉庫解除の問題等々、政府の一方的都合に基く、一つ一つ農民に與えられたわずかばかりの保護と利益を剥奪して行く失政が、枚挙にいとまのないほど繰返されておるのであります。